金曜日, 9月 15, 2017

ネットワーク効果

 これをネットワーク効果というのだろう。「〇〇さんから笹原先生の話をうかがって、...」というような感じで、最近、いろんな方から講演依頼をいただくようになった。研究者としては大変ありがたいことなので、スケジュールの許す限りお引き受けするようにしている。
 先々週は、構造計画研究所の方からお声がけいただいて、KKE Vision 2017というイベントで計算社会科学の話をすることになった。ちなみに、基調講演は田原総一郎さんだ。
 昨日は、愛知県のある高校から講演依頼が来た。将来を担う高校生の前で話せる機会はまたとないので、喜んで引き受けることにした。
 そして、本日は、JAWS 2017という合同シンポジウムで招待講演をすることになっている。が、発表資料がまだできていない。話の流れは考えてあるので、資料を新幹線の中で作ることなる... orz。
 この発表が終われば、「論文や本の執筆に集中できる」とか、「本棚の肥やしになっているあの本が読める」とか自分に言い訳をして来たが、どうやらそれは通用しないようだ。

土曜日, 9月 09, 2017

テキストアナリティクスシンポジウム

 吉祥寺にある成蹊大学で開催された、テキストアナリティクス・シンポジウムに参加してきた。しばらく高円寺周辺に住んでいたので、しばしば吉祥寺には遊びに行ったものだ。吉祥寺は懐かしいような懐かしくないような。
 今回はM1の余君が初めての研究発表をした。彼は中国からの留学生なので、日本語で論文を書くのも大変だし、日本語で発表するのも大変だ。それでも、しっかり研究に取り組んでしっかり結果を出してくれたので、修正するのは時間はかかったものの、それほど大変ではなかった。論文はこれ
 まだまだ言葉に不自由があるし、学会経験も少ないので、本人曰く思ってたほどにはうまく発表ができなかったようだが、僕はなかなかいい発表だったと思う。これからが楽しみな学生だ。
 研究会自体は、大学関係者だけでなく企業の人も多く参加していて、小さい研究会ならではの面白さがあった。何よりも、普段出会うことができないような多様な人たちとのコネクションができたのは収穫だった。
 

木曜日, 8月 31, 2017

シリコンバレー

IBMの研究所にて
JSTさきがけの一環でシリコンバレーに来ている。さきがけ研究者が4人、領域代表とアドバイザーの先生、事務参事の計7人で、シリコンバレーの企業や研究所を回ってきた。
 自分の研究を売り込むつもりでプレゼンせよ、とのお達しがきていたので覚悟はしていた。それでも、ベンチャーキャピタルでの経験は、ハンマーで頭を殴られたようなものだった。
 投資家が興味があるのは、それが大金に化けるどうかだけだ。だから、「この研究はこんな役に立ちます」的な話は興味がない(基礎研究の場合、それを言うのも簡単ではないのだが)。彼らに研究の良し悪しはわからない。ただ、誰と誰をつなげば、それがお金に変わるのかは知っているし、実際にそれをしてきた。
 どの人も口をそろえて言う「シリコンバレー精神」はうなずける所もあって、あのスピード感とスケールを達成するためには、それが必要だというのは研究にも通じる。そして、理系と文系の区別は弊害しかないのと一緒で、研究とビジネスの区別にこだわるのもまた弊害しかない。それは1つの気づきだった。
 スタンフォード大学で発表したときは、やっと自分のフィールドに戻ってきたような感じがして、のびのびと発表ができた。そして、この視察の意図とは逆になるが、自分は根っからの研究者なのだということが再確認できた。
 「いい経験をした」というだけではもったいないので、今後に活かしていきたい。

火曜日, 8月 15, 2017

お盆も営業中

 世間はお盆休み。院試も終わって、やれやれ。今週と来週は比較的時間があるので、この隙に溜まった書き物を片付けてしまわなくては。
 まずは、自分の論文。ドラフトを仕上げて、共同研究者に見てもらっている間に追加のシミュレーションを回す。pythonだと、とにかく時間がかかるのが難点。
 学生との共著論文が2つ。質を高めるためにはまだまだ作業が必要だ。1つはシンポジウムの論文なので査読はないが、それでもいい加減なものは書きたくない。結果はまずまずなので、あとは書き方しだい。もう一つは投稿論文だが、ちょっと内容的に心配。
 その他には査読やら依頼原稿やら本の執筆がある。もうこれが常態とあきらめて、計画を立てて、1つひとつこなすしかない。
 本の執筆を除けば、がんばれば全部今月中に終われるはずなので、その状態を目指してお盆休み返上で営業する(そのあとに、遅い夏休みをとりますが)。

火曜日, 8月 01, 2017

サイエンティスト・クエスト

 久しぶりにお台場の日本科学未来館に来た。夏休みということもあって、開館前から長い待ち行列ができていた。
 未来館を訪れたのは、サイエンティスト・クエストというイベントで発表するため [コレ]。さきがけのアウトリーチの一環として参加を勧められているのだが、とてもいい経験になるとの声を同僚から聞いていたので、進んで参加した。
 当日を迎える前に打ち合わせをしたり、スライドを何度も修正したりと、学生に戻ったような気分で準備をした。
 まず、お昼すぎに1回目の発表。聴衆は小学生が中心で、SNSを使っている子供がいなかったので、ちょっと話を盛り上げるにの失敗した感が残った。その後、ファシリテーターやスタッフの方たちと反省会を開き、小学校での出来事に例えて共感を得ようという作戦を立てた。
 満を辞しての2回目。今度は小学生はほとんどおらず、大人が中心。しかし、お母さん視点でうなずきながら話を聞いてくださっていたので、今度は伝わったとの手応えが残った。質問もいくつか出た。
 その後、朝日新聞社の記者さんから取材を受けて(研究内容ではなく、アウトリーチ活動や夏休みの課題になりそうな情報系のネタのことなど)、長い1日が終わった。
 大変ではあったけど、とても楽しいイベントだった。未来館のみなさん、ありがとうございました。 

火曜日, 7月 25, 2017

Just Do It!

 まもなく大学は夏休みに入る。が、まだまだ私は休めそうにない。今週は委員会の仕事が2件、研究費の打ち合わせが1件。来週は、日本科学未来館でのトークが2回、出版社との打ち合わせが1件、そして大学院入試が2日間。何だかんだで時間が取られ、思うように物事が進まない。
 いや、それは言い訳か。毎日、少しずつでも書かなければいけないのはわかっているのだが、なかなか書けない論文と依頼原稿。本の執筆も引き受けることになったので、調査と執筆の計画をしっかり立てておかないと。
 ずっと本は書きたいと思っていたので、今回の依頼は願っても無いチャンス。研究の幅を広げる機会でもある。ナイキじゃないが、Just Do It!