土曜日, 8月 02, 2008

補講を終えて

 今週は補講を2つこなし、前期の授業を無事終えた。最終回はいつも情報学周辺を講義することにしていて、今回は「情報とコミュニケーションの科学(前編)」というテーマにした。[資料] 例年、学生たちが熱心に話を聞いてくれるので、僕も学期末の授業を楽しみにしている。今回のテーマは、目白大学で昨年行った講義がもとになっている。このときはT先生の配慮もあって、私語もなく、学生たちは講義内容に興味を持ってくれたようだった(一番興味を持ってくれたのは副主任の先生だった)。
 今回も「へぇー」とか「そうなんだー」とか、学生が熱心に聞いてくれることを期待したのだが、例年と空気がとても違った。相槌を打ってくれる相手がいぬまま一人で話をしているような感覚だ。何だか悔しくて悲しかった。「難しかったかなぁ?」とティーチングアシスタントの学生に聞くと「難しかったけど、私は面白かったです。」と言ってくれたので、少しほっとした。夏休み中、来学期の講義の内容だけでなく進め方についても考えないと。

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