木曜日, 10月 24, 2013

テネシー

 「動物の発声系列の解析」に関する研究会に参加するためにテネシーに来ている。国際線から国内線の乗り継ぎに失敗したり、何かの手違いで帰りの便がキャンセルされたりと出だしはずっこけたが、研究会は楽しかった。
 このテーマに関係する約40名ほどの生物系と数理系の研究者が一堂に会した。単に発表を聞いて質疑応答するだけでなく、テーマごとにグループに分かれて議論し、最終的には参加者全員で1つの論文に仕上げる。
 正直、グループ作業についていけるか不安だったけど、自分が好きなことなので自然と「発言したい」と気持ちが湧いてきた。大御所、若手、院生が協力して1つの作業をするのはとても楽しかった。そして、大御所の先生の豊富な見識と見事な議論、衰えない知的探究心としたたかな交渉術を目の当たりにした。
 今月は研究費の申請や研究発表の準備などでいっぱいいっぱいで、とても海外出張に行きたい気分ではなかったけど、本当に来て良かった。

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