金曜日, 11月 13, 2015

万年筆で字を丁寧に書くという贅沢

 久しくお気に入りの万年筆で字を書くことがなかった。裏紙にボールペンで擲り書きばかりしていた。僕の万年筆はLAMYのヤング向けの製品で、デザインと色が気に入っている。ボールペンとは違い、ペン先に紙を感じながら、筆圧で様々な表情の字を書くことができる。間違ったらすぐに消せるフリクションペンも悪くないが、書き間違いは許されない一種の緊張感の中で使う万年筆もいい。
 A4の紙に万年筆で自分の名前を丁寧に書いてみた。まじまじと見て、きれいな字ではないが味があるなどと思った。万年筆で字を丁寧に書くというのは贅沢な行為かもしれない。

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