月曜日, 9月 12, 2016

共同研究

 今は直接指導している学生はいないが、3人の学生と共同で研究を進めている。一人は僕が参加しているプロジェクトの先生の大学院生で、ある辞書の翻訳作業を一緒にやっている。もう一人は知人のゼミの学部生で、この翻訳作業に使うプログラムを開発している。僕の研究を手伝いながら学びたいということだったので、基本的なプログラムを書いてもらっていて、なかなか筋がいい。もう一人は昨年度アルバイトをしてくれていた留学生で、今はインドに帰国して博士課程に通っている。引き続きデータ解析をしてもらっていて、今度、国際会議に共著で論文を出す予定だ。彼女は本当に勤勉で優秀だ。
 みんな打ち合わせで方針を決めたら、それに基づいてしっかりと作業してくれるので、知見を積み重ねられる。そして、彼ら彼女らが楽しんで取り組んでいることがわかるので、一緒に研究していて楽しい。「面白そう」、その一言だけで突き進める。これが大事。(言われたことを適当にやるとか、言われてもやらないとか、そういう学生を指導するのはもう懲りごり)。まだ研究の種を蒔いている段階だが、きっと芽が出ると思う。

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