金曜日, 5月 25, 2018

ニュートン

 科学雑誌Newtonでエコーチェンバーの研究を紹介していただきました [Link]。日本科学未来館の渡辺さんによる記事で、中高生にもわかりやすい解説です。‬ ‪
「from Miraikan 自分と似た意見ばかりが聞こえるSNSの世界」‬
昨年、未来館で一般向けの講演したのきっかけで、その時に担当していただいたのが渡辺さんです。小中学生を対象にエコーチェンバーの研究を話すのは難しい面もありましたが、一緒にいたお父さん、お母さんが熱心に聞いてくれたりして、やってよかったなというイベントでした。それがこういう形で取り上げてもらえるのはとても光栄です。
 かつては、私もNetwonを愛読していました。高校生の頃はお金がなかったので、よく市立図書館で読んだものでした。その時、ホーキング博士の宇宙論が流行っていて、それにあこがれて物理学科に進学したのでした(その道は諦めてしまいましたが)。
 自分が今取り組んでいる研究は、宇宙論にも負けず劣らず面白いテーマだと思います。

金曜日, 5月 11, 2018

MediaXワークショップ

 MediaX at Stanfordで開催されたワークショップに参加してきた。
 初日は、木村先生がSociety5.0について講演し、大勢の方が興味を示していた。
 2日目は、「Transparency and Trust in a World of Social Bots」(https://stanford.io/2rzmext)と題したワークショップで、個人的にはScreenome(https://stan.md/2jMBEdv)とInstallation Theory(amzn.to/2KMPE30 )の話が面白かった。私の理解では、Installation Theory = embodiment + アフォーダンス+ 規制 / 3という感じで、理論としての新しさというより、実際の行動の分析やデザインに役立つものなのだと思った。ちなみに、ここでのSocial Botは、私が研究しているようなフェイクニュースをばらまくボットではなく、人間の役に立つ、あるいは人間と共創するようなAIのこと。
 3日目は、チームに分かれて、ソーシャルボットのアイデアを出し合い、寸劇を交えてプレゼンをした。ここでも、木村先生の名演技が光っていました(お婆さん役)。私のチームは、私を除いて全員中国人で、気が付くと中国語で会話していて、意思の疎通が難しかった。AI+ARを使った子ども向けの教育アプリについて発表をした。
 

木曜日, 5月 03, 2018

幼稚園

 鴻志が幼稚園に通い始めた。ブカブカの制服を着ている姿を見ると、赤ちゃんだった我が子がこんなに大きくなったのかと感慨深い。まだ言葉の発達は遅れているのだが、状況の理解やある種の感は他の子よりも優れているのではないかと思う。親バカかもしれないが。
 通園初日は2時間泣きっぱなしだろうなと思っていたが、幼稚園についてしばらくは機嫌よくしていたらしい。そのあとはグズグズだったが。幼稚園は楽しいところだと覚えてくれれば、喜んで通ってくれそうな気がする。
 幼稚園から帰りたくない、というような日も来るのだろうか?